長年この病気と付き合っていると、雨の日は体調が崩しやすいんです。
雨の日に古傷が痛む人がいるように、雨の日は心が痛む人も多いんです。
今回は雨の日の憂鬱な気持ちを解消する7つの方法を紹介します。
梅雨になる前に、雨の日の攻略方法を得ておきましょう。
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目次
なぜ雨の日は憂鬱になるの?
雨の日は精神的に嫌になっちゃう季節です。
なぜ雨の日は憂鬱感がでるのでしょうか。
- 80%を超える湿度がもたらす不快感(夏の快適な湿度は50~60%くらい)
- 急激な気圧の変化による自律神経の乱れ
- 日照時間の減少による睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌量の低下と、それがもたらす睡眠障害
- 同じく日照時間不足による、神経伝達物質「セロトニン」の減少が引き起こす感情の乱れ(セロトニンは日光を浴びることで増える)
このような物理的な要因があり憂鬱になりやすいんですね。
1.快適な室内環境をつくろう
雨の日特有のジメジメ〜とした環境が嫌な人が多いです。
そのため快適な室内環境をつくりましょう。
快適な室内環境の目安
室内温度:25~28℃ 室内湿度:55~65%
こちらを目安に温度と湿度を調整してみてください。
温湿度計がないという方は、エアコンなどで快適と感じる温湿度に調整してみてください。
2.入浴をして自律神経を整えよう
入浴は自律神経の乱れを整える効果があります。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つの神経から成り立っています。
- 交感神経は「昼の神経」
目覚めているとき、興奮しているときに優位になる神経- 副交感神経は「夜の神経」
眠っているときやリラックスしているときに優位になる神経ウェルラボより引用
気圧の変化で自律神経の乱れが起こります。自律神経が乱れると、感情のコントロールが出来ずネガティブな感情が浮かんできやすいと言われています。
暑い季節はサッとシャワーだけで済ませてしまう方も多いと思いますが、自律神経を整えるために湯船つかることが大切なんです。
入浴は交感神経から副交感神経が優位の状態になります。従って乱れた自律神経を整えることが出来るんです。
3.日光浴してセロトニンを分泌させよう
雨の日は日照時間が不足するためセロトニンとメラトニンの分泌が減少します。
そのため憂鬱感や不眠の原因になります。
日中太陽が出ている時間帯はセロトニンが分泌され、太陽が沈んで夜になるとメラトニンが分泌される。このようにメラトニンとセロトニンの関係は表裏一体でセットになっています。睡眠ホルモンであるメラトニンをしっかりと分泌させるためには、日中にセロトニンがしっかりと働いている必要があるのです。
Kaiminより引用
- 日光浴→セロトニンを分泌→心が安定
- セロトニンの働き→メラトニン分泌
- メラトニンの働き→睡眠の質が良くなる
このような効果があります。
セロトニンとメラトニンの分泌を促すために、晴れた日は日光を浴びるようにしましょう。
雨の日で室内にいるときはカーテンを開けて日光が入ってくるようにしましょう。
4.温かいものをとって身体を温めよう
梅雨の季節は特に、ジメジメと暑いので、冷たいものばかり摂ってしまいます。
すると胃腸がダメージを受けます。これを夏バテとも言います。
夏バテしたことがある方はわかると思いますが、食欲が落ちて体力も落ちてきます。
身体が思うように動かないと、ネガティブな感情がうまれやすいんです。
暑い季節でも温かいものをとることは大切だとききます。
温かいものとり身体を温めてあげましょう。
5.自分に優しくしてあげよう
憂鬱になると、私って怠けてるのかな?なんて頭に浮かんだり、何気ない人の言葉に悲しくなったり、怒りが湧いてきたり、涙が溢れてきたりします。感情が抑えきれず、人に当たってしまうこともあるかもしれません。子供に言いたくないことを言ってしまうこともあるかもしれません。
これはすべてあなたのせいではありません。自分を責めないでくださいね。
自分を責めてしまいそうな時はブレーキをしっかりかけて、自分に優しくしてあげましょう。
6.通院日を増やそう
通院されている方は、通院日を増やしましょう。
雨の日が多いと身体も心も不調が出やすいです。
前もって、薬の量の調整について主治医と話をしてみましょう。
7. 大きな決断はしない
憂鬱な気持ちの時には、大きな決断をすることをおすすめしません。
このネガティブな気持ちから、いち早く脱失したい!という気持ちが湧いてきて、大きなことを実行したくなってもブレーキをかけてあげましょう。
私の場合こういう時に考えやすいのは「退職」でした。人間関係も突然きりたくなったりしてましたね。
大きな決断は体調が良いときにしましょう。
どうしても動きたいときは「一人で決めないこと」です。
人に相談をしましょう。
無理せずのんびりといきましょう
普段は多少無理はきいていたことでも、雨の日はそうはいきません。
疲れやすかったり、ネガティブな感情がわきやすいです。
そんなときは「雨だからだ」「セロトニンが不足してるんだ」と思うことにしましょう。
雨の日のせいにしてしまいましょう。
私がよくやる手法です(笑)
いつか体調がよくなる時は来ます。無理せずにのんびりいきましょうね。
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